限定円香について

自分用のを切り貼りしただけで超雑。後で修正するかも。

 

 

限定円香のコミュ、最高過ぎか…?

 

自分はコミュを読むとき最初はあんまり何も考えずに読んで、お気に入りのコミュは改めて見返して自分なりに解釈する、っていうやり方で楽しんでいるんですが、今回の円香のコミュは凄く好きだし、自身の円香の解釈と一致し過ぎてた。何度も読み返したし、自分の妄想が行き過ぎて幻覚と幻聴を併発したかと本気で思ってしまったよ。

 

読む人がいるかは分かりませんが、コミュのネタバレまみれですし、基本は自分用なので、そこはご留意ください。

また、この文章はオタクの妄想と妄言を整理と記録を兼ねて書き散らしたものなので、「何言ってんだこいつ」とか思っても生暖かく見守ってください。

載せてる意図としてはシャニマスやる人、あわよくば話せる人が増えるといいな、って感じです。(でも、知らない人がいきなりこれ見て「シャニマスやろ」とは絶対ならない気がする。)

 

 

今回のコミュに触れる前に自身の解釈について。

円香がシャニPにキツイのはシャニPが善人過ぎて初めは「こんな人いるはずない」「絶対に裏がある」「全部計算づくでしょ?」っていう疑念を抱いてて、それゆえに「本性を暴いてやる」って考えて皮肉とかをぶつけ続けてたんだと思うんですよね。でも、時間が経つにつれてシャニPに裏もなにもないと気付き始める。かといって、態度を今更変えることもできなくてあんな感じになってる。朝コミュとかでシャニPが何を言われても怒らないのとかってずっとシャニPのことを見てきた僕らプレイヤーですら怖いですけど、それってようするに知り合って間もなくてシャニPのことを何も知らない円香からしたら僕ら以上に「こんな人いたら怖い。」って感じたと思うんですよ。それを表現するためにあんな感じになってるんじゃないですかね。そりゃこんな人が実際にいたら「絶対に裏がある」って思いますよね…。円香は基本は常識人なので、シャニPに対する自身の態度を良いと思ってる訳はないと思うんですけど、態度を変えられないもう一つの理由としてシャニPが何を言われても怒らない、っていうのがある。怒ってくれれば態度を改めるきっかけにもなりますし。しかし、シャニPは菩薩のごとき男ですから円香を怒りません。正直、それはそれでどうなの?とも思いますが、とにかく寛容です。円香は「優しいだけの人は頼れませんから」って言ってたりしますから、悪いことは悪いってはっきり言って欲しいんじゃないですかね。それでも怒らないシャニPに甘えて今のような態度をとりづつけているような自分がちょっと嫌で、それと同時に何を言われても、どう考えても自分(円香)が悪くても全然怒らないシャニPにイライラする。でも、その怒りも理不尽なものだと理解してるからそんな理不尽な苛立ちを覚える自分にまたイライラする、みたいなループをしてるんですよ、円香は(妄想)

あと「円香はノクチル以外の女子からはあんまり好かれてないんだろうな…」っていうの感じてたんですけど、やっぱりそうでしたね。これに関してはたぶん、みんなが思ってただろうけど。

 

 

以上を踏まえてこっからは今回のコミュの感想と考察。

まずは考察。

 

今回の円香コミュ、なんかそれぞれにいつも以上に明確な正解の選択肢がある気がするぞ…。

『囀』は「持っていってくれ」

『信』は「……『そうだな』」

『噤』は「映画、好きなのか?」

『偽』は「それでも、良かった」

 

というのも今挙げた選択肢を選ぶとそれぞれの見出しと合致した話になるんですよね。

『囀』はサービス的な要素も感じましたけど、さきほどの選択肢を選ぶとラストでシャニPがコミュの冒頭で歌っていた料理番組のテーマ曲を円香が口遊さんでいました。

『信』はさっき上げた選択肢を選ぶとシャニPが円香の言葉に対して「俺は円香を『信』じるよ」と答えます。

『噤』では円香が「本当に大切なことほど言わないのでは?」(「本当に大切なことほど口を噤むのでは?」)というようなセリフを言います。ちなみにこの後、このセリフに対してシャニPが「そういうものかな?」って答えるもんだから円香としては「余計なこと言った」とでも思ったのか、「さあ、どうですかね」って濁してる。……最高かよ。このセリフは円香のことをよく表しているセリフでもありますよね…。回想とかでは「透」って言ってるのに声にだして呼ぶときは「浅倉」って呼ぶこととかにも通ずるものがありますよね…、もう円香と透が、いや、雛菜も小糸ちゃんも………ノクチル最高かよ…。

 

閑話休題

最後の『偽』ではこの選択肢を選ぶと

円香が「この寒いのに、アイドルだからって薄手の衣装とかありえない。まわりの人たちは、身を守るためにあたたかい服を着てるのに」っていうセリフを言います。これはたぶん円香の励ましで素の自分で勝負することを決意したアイドルの在り方に対する想いですよね。『寒い』っていうのは世の中の厳しさとかのことですかね…。まわりの人っていうのは自分を含めた、嘘を吐いたり自身を偽ったりしてる人間(シャニPは円香に対して絶対にこんな印象抱いていないから言葉のまま受け止めて「今日は一段と冷えるもんな」と答えてる)のことを言ってるのかな。

 

Trueの『銀』はイラストにも出てくる「銀杏(イチョウ)」からとってるのは分かるけど、自分には肝心のその意味が分からなかった。多分頭のいい人たちがその辺も考察してくれてると思うから、Trueに関してはそれを読んで改めて理解を深めます。

 

これ書きながらカード名の『ギンゴ・ビローバ』についても調べたけど、これって銀杏の英名なんですね。まずそこから知らなかったんですけど、この英名『銀杏』を『ギンゴ』と読み間違えて(まあ、初見で読めるわけないよね)そのまま英名になったとかいう経緯があってこの時点ですっごい思わせぶりだし、「絶対意味ありそー」と思ったけど、どの予想もピンとこない…。ゲーテが恋の詩の題材にしたとかいう話もあるみたいだし…。これについても誰か頭のいい人教えて!

 

 

追記:改めて『銀』についても考えたんですけど、やっぱり自分のはどれもピンとこない予想しか出なかったんですよね。でも、まあ、今のところ考えた自分の予想書いときます。とりあえず『銀』っていうのが『銀杏(イチョウ)』からとられているのは間違いないですよね。問題はこの銀杏が今回の限定円香のコミュにおいてどういうものとして扱われているのか。最初はシャニPと銀杏を重ねているのかと思ったんですよ。今回銀杏が「美しい」ものとして扱われていることはまず間違いないでしょう。これは円香の『スーツを着たシャニP(プロデューサーとしてのシャニP)』に対する印象と一致しますよね。でも、「愚直」とか「折り目正しい」って印象を銀杏に抱かないんですよね…。花言葉も「荘厳」、「長寿」、「鎮魂」とかなんというかずいぶんと大仰な印象を受けるものばかりだし…。ただ、「引き裂かれてしまえばいいのに」だけはこじつけな気もしますけど、しっくりくるといえばくる。なんか引き裂けそうな見た目してますもんね?(笑)

………さらによく考えたら『囀』と『噤』、『信』と『偽』ってそれぞれが対になってるのでは?しかもポジティブな印象を受ける『囀』と『信』はシャニPのそれぞれのコミュでの言動に当てはまるし、逆にネガティブな印象を受ける『噤』と『偽』はそれぞれのコミュでの円香の言動に当てはまるじゃん!今回のコミュってずいぶんとシャニPについて掘り下げると思ってたけど、このコミュの主題は円香とシャニPの対比か⁉えぐ。『囀』と『信』は円香から見たシャニPの言動から受ける印象。『噤』と『偽』は円香の自身の言動に対する印象。そうだとすると最後の『銀』もシャニPを銀杏に見立ててるってのもあながち間違いじゃないのかもしれない…。円香のコミュ、というかノクチルのコミュは全体的にあらゆるものに意味がこもってるような気がして疑心暗鬼になってきますね…。そこがまたいいんですけど。

 

以上のような感じです。じゃあ、他の選択肢を選ぶとどうなのかというと、そもそも円香が凄く嫌いそうなセリフだったりして、実際、選んでみると嫌がってる様子だったり、見出しを踏まえると違和感を覚えたり、会話が比較的すぐに終わったりする印象。

 

 

ここからは基本感想

主にTrueの感想にはなってくるんですけど、これが最初に書いた自分の円香の解釈と一致し過ぎてましたね…。シャニPに対する「完璧すぎて信用ならない」という印象と、同時にある程度の付き合いを経てシャニPに裏がないことを理解しているが故の「あなたは、愚直で、スーツも、折り目正しく、美しい」という印象。そして、嘘偽りのない本当の姿の姿でさえ、そんな印象を抱かせるシャニPへの羨望と苛立ち。………最高ですね。今回の円香のコミュって基本的に円香→シャニPっていう図式になってて、他のアイドルのコミュと比べても感情の方向性は別として感情の熱量って凄く大きい印象を受けました。

 

追記:ラストの「ぐちゃぐちゃに引き裂かれてしまえばいいのに」っていうのは円香のシャニPに対する嫉妬からくる苛立ちに加えて、スーツを着たプロデューサーしか知らない円香の「スーツを引き裂かれた(プロデューサーとしてでない)あなたを知りたい」っていう想いも含まれてるんですかね…。だとしたらやっぱりすさまじい熱量を感じる…。この子シャニPに対する疑念を「本当にこういう人なんだ」って受け入れてしまった途端にめちゃくちゃPラブ勢に変貌しそうな気がする…。感情の強さでいったらなかなか上位に食い込みますし、これが好意にすり替わったとき凄いことなりそう…。まあ、でも、円香はそんな自分を許容できない気がするので、態度は今のままでしょうね。心の中は今以上にぐちゃぐちゃになりそうだけど。

 

円香は結構普通なんですよね。男を怖いと思ってたり、努力しても報われないのは嫌だし、挫折したくない。(透も同じく割と普通だと思ってる。透の場合は言動が奇天烈なせいでそっちの印象が先行しちゃってるだけで。)円香はそういう弱い部分を他人に見せたがらないし、シャニPに対してはそれが特に顕著だからわかりづらい印象を受けますけど。むしろどう考えても雛菜の方が異常なんですよね。現実を正しく理解した上で我を貫こうとしてるところとか。円香は現実を正しく理解した上でその現実を受け入れてる(受け入れてた)側。だから二人は衝突するんでしょうね。円香は雛菜に対してある種の羨望とかもあるんじゃないですかね。