『明るい部屋』感想
『明るい部屋』 感想
新ユニット、『シーズ』が実装されたぞおぉぉぉ!
そして、メンバーにはづきさんの妹⁉
社長と因縁ありそうなアイドルの影⁉
不穏…あまりにも不穏…。
そんなわけで今後の展開が気になるユニットのシーズ、今回はそのシーズのシナリオに大きく関わってくるであろうはづきさんと社長にまつわる情報が多く開示されたシナリオイベントである『明るい部屋』を改めて読んで感想を書いていきます。
例によって基本自分用というか独り言なので、未プレイの人はなんのこっちゃわからない内容だと思う!ので、気になる人は是非『アイドルマスターシャイニーカラーズ』をプレイしてみてね!!!!!!!!!!!!
ね!!!!!!!!
今ならまだ200連くらいガチャ無料だから
!
万が一興味がある人とか始めた人とかいたら声を掛けて欲しい…
じゃ、そろそろ本題に。
『明るい部屋』はいくつかの話が同時並行的に進行していっていたので、それらを大きく以下の三つ
1.タイトルにもなっている『部屋』とその周辺
2.キャロル隊について
3.はづきさんについて
4.その他
に分けて感想と考察を書いてく。
1.『部屋』について
シナリオ序盤では寮のメンバーを中心としてアイドル達に気味悪がられている『部屋』。まず、このシナリオイベントはこのように気味悪がられている『部屋』が『明るい部屋』へと変化していく過程を描いたものといえそう。
シナリオ序盤で今では古びて物置となっている『部屋』、樹里の「昼でも不気味だし」や霧子の『誰か……入ってったね……』などというセリフからも読み取れるように寮の中で不気味な部屋として認識されている。
同じころにシャニPとはづきさんは社長からの「みんなが自由に使える部屋を押さえろ」という指令に従い、いろいろな物件の内覧をしていた。これを283プロのアイドルに目撃されてしまい、すったもんだがあるわけですが、本筋からは逸れるので一旦そこは置いときましょう。
ともかく、この二人での新居探しは予算と条件に合致する物件が見つからず空振りに終わる。そこで再度寮の『部屋』が浮上。ここをリフォームしてアイドル達の多目的室とすることに。
何故、最初からそうしなかったかといえば、そこはかつてはづきさんの父であり、天井社長の親友であった人物が使っていた部屋であり、社長はそこをいきなり片づけたりリフォームするという決断をできなかったわけですね。しかし、『部屋』以外で条件に合う物件が見つからなかったことで社長はリフォームを決断。親友の墓前で『部屋』を空けることを報告。
でも、このセリフは親友への報告っていうより社長が自分自身へ向けた言葉だよね。親友も話を聞く限りそんなの絶対気にしないだろうし、『部屋』と過去を捨てきれずにいるのはどう考えても社長。これを未だにこだわり続けているとみるか、ようやく未来に目を向けたとみるかは微妙なところですが、こんなクソでか感情を向けてる亡き親友の面影を社長から重ねられてると考えるとシャニPも本当に大変だな…。
そして、ついにはづきさんやアイドル達の手によって『部屋』の大掃除が始まる。今まで手付かずだった『部屋』を片づけるのを手伝うために283プロのアイドル達が寮に集まる。そこには普段寮に来る機会がほとんどない子たちの姿もあり、止まっていた『部屋』がアイドル達の交流の場ともなり、進み始める。
ユニット同士の交流を経てシナリオ序盤では「不気味な部屋」だったものは283プロの面々にとっても思い入れのある『明るい部屋』へ。
部屋にまつわる部分の感想としては
社長……
くそ重いわ…
もう既に言われつくしてる感あるけど、やっぱ重いわ。なんで女性アイドルを育成するゲームで男性社長の過去とそれに伴う激重感情が語られるんだよ。
そういうとこすき
冒頭でも述べたシーズの登場で今後より詳細に社長とはづきさん、そして、社長の親友でありはづきさんの父である人物については語られることになるだろうけど、、、、これなんのゲームだったっけ?中年男性の過去のトラウマ克服を応援するゲーム?よくわからん
そういうとこすき
今回のシナリオの凄いところはシャニPめちゃくちゃセリフあるのに、選択肢という形でプレイヤーがシナリオに介入できるのが最後の最後の「ここがいちばんだ」だけ(しかも、選択肢一個だから選択の余地なし)。
マジで「シャニマスにおいてプレイヤーはあくまでメタ的な視点で物語を俯瞰する立場であって、シャニマスにおけるプロデューサーは確固としたキャラクター持ってっからお前ら、プレイヤー=シャニPなんて勘違いすんじゃねぇぞ!!」ってぶん殴られた気分(このゲーム本当にアイドル育成ゲーム?)
まあ、自分はかなり初期の段階でノベルゲームとして楽しんでるので今更なんですけど、改めて釘を刺された感じですね、はい。
2.キャロル隊について
次はキャロル隊について
『明るい部屋』はクリスマスを中心として年末あたりの時期を舞台としてるわけなんですが、この時期はアイドルは色々な仕事があって283プロの面々は繁忙期なわけですね。283プロでいえばイルミネーションスターズとかアンティーカとかは他のコミュとか読んでても全国区のアイドルになってるみたいなので、めちゃくちゃ忙しいわけです。(同じ283プロにノクチルっていう業界から干されかけてるユニットもいますけど)
そんな中で283プロの事務所がある地域の町内会のイベントで283プロのアイドルたちによるキャロル隊が教会で聖歌を歌うことが決まります(アンティーカやイルミネが出る町内会イベントってなんだよ、お願いしますそこに僕も住ませてください)
さっきも書いたように繁忙期ということもあってイベント参加メンバーは283プロの各ユニットから一名ずつということになり、イルミネーションスターズからは灯織、アンティーカからは霧子、放クラからは夏葉、アルストロメリアからは甘奈、ストレイライトからは愛依、ノクチルからは小糸ちゃんの計6名
やっぱ豪華すぎだよ
ここでキャロル隊のメンバーで特に気になるというか、見てていたたまれないのが小糸ちゃん。小糸ちゃんはコミュニケーション能力、というか多分家庭とか過去のトラウマ(今後語られるのではなかろうか)でノクチルメンバー以外とまともにコミュニケーションがとれないのです…です…です…
やめろ!小糸ちゃんを単独でノクチルメンバー以外と仕事をさせるのは『外患誘致罪』に匹敵する罪だって中学校で習ったでしょ!
シャニPがこの人選をした理由は推測の域を出ないですけど、まあ、小糸ちゃんの越境ボイスとか聞いてる限りシャニPも「このままじゃ良くない」って思った可能性は高いよね…。にしたって段階ってもんがあるでしょ!
まずはノクチルと一番低刺激の放クラとのコンパくらいから始めないと!
そんなわけで、小糸愛護団体(団長:樋口 円香)団員としては非常に遺憾ではありますが、第三者に過ぎない私は「頑張れ…!」と胸を痛めながら成り行きを見守ることしかできません。
ここは地獄ですか?
他のメンバーはまだ283プロに入って間もない彼女のことを掴みかねてるだけだろうし、誰も悪くないよ…!でも、あんまりだよ、ライターさんは絶対鬼だよ…!
で、でも、みんな心優しい子たちだ…大丈夫に決まってる…
今はまだちょっと距離感を掴みかねてるだけだ…
灯織いいいぃぃぃぃぃぃ‼‼
それはやっちゃダメでしょおおおぉぉぉがああぁぁ‼‼
やはりシャニマスは地獄なのか…
誰か…‼誰か…‼小糸ちゃんを助けてあげてください‼お願いします…‼
霧子…すこだ…
夏葉…すこだ…
……………
やっぱりシャニマスは最高だな‼(手のひらスクリュー)
そして、迎えた当日
うーん、ヤバ。
ここ住みたい(小並感)
ここで愛依の回想シーンへ
キャロル隊のメンバー決めについて話すストレイライトの三人、
愛依はキャロル隊に参加したいけど、冬優子とあさひの方が相応しいと遠慮している様子。愛依は人前に出るのが苦手でアイドルのときはクールで無口でミステリアスなキャラで通してるくらいですけど、それも自信の無さのあらわれなんでしょうね。
冬優子、すこ
そんな愛依を「ユニットの代表として、センターで歌うくらいつもりでやってこい」、と愛依の背中を押す冬優子(自覚的)とあさひ(無自覚)。
そんな二人のためにもユニットの代表として歌おうと本番直前まで練習を続ける愛依
愛依…すこだ…
そして、回想の場面はリハーサルへと移り変わる
リハーサルで自身が相応しいかに自信が持てない中でも二人の期待に応えようとセンターに立候補する愛依、
みなに「コーラスはみんなと調和し、響かせるものでセンターはないんだ」と教えられ、自身の思い違いに気付く
「コーラスにセンターはない」
それでも、みんなは後押しし、愛依は中央で歌うことに。
メンバーは6人なので、一列で並ぶ場合、もう一人誰が中央に入るかということに
みんな…すこ…
そして、ついに本番。
全体通してとても良き
よき…
その他でも触れるけど、このときはまだノクチル実装されて結構間もないときだったこともあってノクチルメンバーは見ててハラハラする場面多かったけど、283プロならやっていける、という安心が得られたイベントでもあった。
あと、全編通して冬優子がシャニPと愛依の後方彼氏面してたの面白すぎる。すこ。
ペア結成令を出したときは「なんてことすんだ!」って思ったけど、あの灯織が合同チームのまとめ役を務めあげるようになってることも感慨深いものがある。
それぞれのユニットの絆の深まりとかも垣間見える場面も多々あって本当にいいイベント。
3.はづきさんについて
次は283プロ事務員のはづきさんについて
そもそも今回のシナリオは事務員の彼女に焦点を当てたシナリオでした。(アイドル育成ゲームだよね?)
他のアイドルマスターシリーズの作品は少しずつしか触れたことないから正確なところはわからないけど、事務員にここまで焦点当ててるのシャニマスくらいでしょ……
まず、衝撃だったのははづきさんが283プロの事務員だけでなく、スーパーでも働く、ダブルワーカーであるということ。
しかもめちゃくちゃ優秀…
プロデュースとかだと初対面で毎回居眠りしてるから、初期とか適当な人って印象強かったけど、本当に印象がガラッと変わるイベントだった…
283プロの面々からは「明日が見えている」と評されるほどの仕事ぶり
スーパーも臨時でしか入っていないにも拘わらず、ほぼ全ての業務内容を把握しているようでさえある。
そりゃ、そんな水準でダブルワークしてたら事務所で仮眠も取るわ
クリスマスだろうと関係なく働きづめのはづきさん
仕事に関して気を使われたりするのを嫌がるそぶりを見せるはづきさん、
この部分については後半部分で。
結局、ここでははづきさんは「これは私の仕事です」てな感じで内覧資料の選定をシャニPにさせない。
多目的スペースが寮の一室に決まってからも部屋の片づけを夜遅くまで行い、休む間もないはづきさんは昔日のクリスマスでの父親とのやりとりを夢に見る。
起きる直前、夢の中で「メリークリスマス」と口にした父に対して悪態をつくはづきさん
まあ、そりゃはづきさんにすれば父親に夭折されて、若いころからにちかを含めた家族を養っていかなきゃいけない状況だったわけで、夢の中とはいえ暢気に祝いの言葉を口にする父親に文句も言いたくもなるよね。
283プロの面々に手伝ってもらいながら、部屋の整理は進み、いよいよ残りは書籍類のみとなる
本の多さに辟易とするはづきさん
彼女はこれらの本の蔵書印が『七草』であることに気づく
社長………
教えとけよ‼
自分の父親の遺品整理をそうとは知らないままにやらせるんじゃないよ‼
ともかく、ここでついにはづきさんはこの部屋の元の使用者が誰であるかを知るわけですね。
やはりシャニマスはアイドル育成ゲームでは、ない
場面は変わり、シャニとはづきさんの打ち合わせに。
このときもはづきさんは父とのクリスマスの記憶を思い出していた
父からのプレゼントに喜ぶ在りし日のはづきさん、
しかし…
ラッピングを開けて出てきたのは
何故か消防士の姿をした人形だった。
はづきさんが消防士の人形が欲しいといったわけでもないようなので、そりゃ大多数の少女からすると「なんで消防士やねん」って感じにもなる。
そんな記憶を思い起こしている中でシャニPからの声で我に返るはづきさん
やはり、ここでも仕事のことで気を遣われることに思うところがある様子のはづきさん
そして、町内会イベント当日を迎え仕事をこなしながらはづきさんは独白を始める
当時のことを振り返るはづきさん、
やはり当時ははづきさんも少女らしいドレスの人形が欲しかったよう
しかし、「ーーーーでも」と振り返り、心情の変化をうかがわせる
そして、
今は亡き父に今の自分の思いを吐露する
今の自分にとって、かつて父が自身にクリスマスプレゼントで送った人形の「消防士」のように『アイドル事務所での「人を手伝う、サーポートする」といったことが今の自分のやりたいことなんだ』、と。
ここでシャニPのアイドルが寮の部屋の片づけを手伝いをすることに対する言葉を思い出すはづきさん、
はづきさんが仕事で気を遣われることを嫌がっていたのも、それがアイドルが「部屋の片づけを手伝いたい」のと同じく、自分が「やりたいこと」だったからなわけですね
ようやく仕事を終え、車内でシャニPと2人になったはづきさんは
シャニPに自らの父について話す
部屋の片づけや仕事を通して父への気持ちが整理できたはづきさんは
かつての父の
「夢を持ってる人を応援する」という想いを理解し、
かつての消防士の人形のプレゼントを受け入れ
「メリークリスマス」
と言葉にする
このイベントのせいではづきさんの解像度がめちゃくちゃ上がって、それに比例して「はづきさん、プロデュースさせろ」という気持ちも強くなってたわけだが、運営側からすれば「はづきさんはあくまでアイドルをサポートをすることがしたいのであってアイドルがやりたいわけでない」キャラなので、叶うことはないだろうなぁなどと思っていたら………
妹のにちか実装!
マジで「そうきたかぁ…」って感じ。
このイベントの中でも妹の存在は示唆されてますし、予め構想されてたんでしょうねー
僕はシャニマスが怖いよ
今後にちかのシナリオの中でもはづきさんは登場してくるだろうし、これであくまでアイドルのサポートという立場を崩さずにはづきさんの解像度をさらに上げることが出来るわけですね…
楽しみだけど、にちかのコミュ個人的にダントツで読んでて辛いので怖すぎる…
今回のイベントシナリオの感想はこんな感じかな。
4.その他
ここからは少しだけイベント内の自分の好きなシーンについて
ただただ、書き連ねていく
やってない人はマジでなんのこっちゃわからんので、回れ右
とりあえず 冬優子
すこ
すこ
序盤での「約束あるんでしょ?」のシーンとか
「気にしなくたって大丈夫よ」感が最高。
シャニPと冬優子の関係性良いよね…
常にシャニPと愛依の後方彼氏面してるの面白すぎるし、そういうとこ大好き
冬優子は最後にはシャニPは自分を選ぶことを微塵も疑ってなさそう。
こういう283プロ全体を巻き込んだイベントの中でさえそんな正妻感出されたら
はづきさんと一緒に物件探しをしてるシャニPの目撃情報を聞いただけでめちゃくちゃ狼狽してた凛世とか恋鐘の立場はどうなるんですか…
あと、冬優子だとあさひと果穂とちょこ先輩とのやりとりも面白過ぎた
普段あんまり語られない部分ではあるけど、ああいう風なやりとりの中でそれぞれのアイドルの長所も取り込んでいきそうなとこあるし、冬優子は283プロにいることでさらに強くなりそう
次はノクチルについて
このイベントが開催されたときはノクチルが実装されて間もないこともあって他のグループに比べると力が入ってた印象。
とりあえずノクチルは全員マジでアイドルに興味無さ過ぎるでしょ。
いや、知ってたけども。
バイト探しのシーンでみんな暢気にバイト選んでるけどあんたら今、時系列的にアイドル業界から干されかけてますよね?
まあ、アイドル始めた理由がそれぞれ
>透
シャニPがいるから
円香
透(達)が悪い男(シャニP)に騙されないように見張る
雛菜
透先輩がアイドルやるっていうから
小糸
みんなと一緒にいるため(切実)
で、誰一人としてアイドルへの憧れとかモチベーションないもんな…
彼女たちなりにアイドルという仕事に真剣に向き合ってるのは分かるんだが、今後の話でいえばにちかの実装のせいで283プロでの異質度さらに上がったし、マジでこのユニットどうなるんだ…
そして、何が地獄かって
にちかが理想のアイドルに近づきたい一心に頑張って、
でも、「誰か」になることもできず、理想のアイドルに「なりたくて」やってるのにそのための努力が苦痛でしかない。
っていうのに対して
アイドルに対して何のモチベーションもないノクチルの面々は
透はなんとなくでアイドルできる
円香はやるべきと思ったことをその通りにやれば、目標を達せられるし、苦しみながらも実際にそれをやる
雛菜はやれと言われた以上のことをやらないけど、要領がいいからそれでいける
小糸ちゃんは3人に比べれば平凡だけど、努力家で3人と一緒にいるために必死に頑張るし、円香とかシャニPがフォローすればなんとかなる
地獄すぎる。
こんなのと一緒の事務所ってにちか病んじゃうよ…
今までは小糸ちゃんが283プロの中で一番アイドルをしているのを見るのがつらかったけど、
小糸ちゃんですら生温いというのか…
やっぱシャニマスこえーわ
なんのオチもないけど、とりあえず今回は終わり
他にも透と円香のG.R.A.D.の感想も書きたいし、余裕があったら近いうちに書く。