浅倉 透 について話す

 

 

 


最初に

 

リアルでシャニマス布教したらシャニP増えたぞおおおぉぉぉ!!

 

頭のおかしい自己紹介をした甲斐があったよ…。

ありがとう、K君。

 

あと、限定透を完凸したのと樋口をセレチケで交換したので、その辺についてもいずれ書くかも。

 

閑話休題

前回はノクチルについて軽くまとめたので、今度は一人に焦点を当てて、より深く掘り下げて書いていこうと思う。

今回はノクチルの中心である浅倉透の個人的なまとめ。+イベントコミュ『天塵』を踏まえてのノクチルについての軽い考察。

 

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透にとってのプロデューサー

 透のことを書くにあたって最初に考えたのが透にとってプロデューサーがどういう存在なのか、だ。

 

透はかつて(おそらく小学生のとき)バスを待ちながら、バス停から見えるジャングルジムを見つめていた。なぜ彼女がジャングルジムを見つめながらも遊ばずにいたのかは分からないが、そこに偶然居合わせた当時中高生のプロデューサーはそんな彼女に「あっちで遊んできたら?」と声を掛ける。f:id:Ryo7802:20200722005130p:plain

 

 

透は自身の思いを言い当てられて驚く。それでもなかなかバス停から離れようとしない彼女に対してプロデューサーは自分が率先してジャングルジムで遊ぶことで透にジャングルジムで遊ぶ理由を与えようとした(シャニPは中高生のときからシャニPだった)

 

 

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f:id:Ryo7802:20200722005514p:plain時は移り変わり、またもバス停で偶然の再会を果たしたプロデューサーと透、最初はお互いに気付いていなかったが、プロデューサーの「俺が、行くからさ!」というセリフで透は彼がかつての『ジャングルジム男』であることに気付く。

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そして、彼女はかつてと同じく、彼のいるアイドルの世界についていくことを決める…。最初はプロデューサーの誘いを断っていた彼女の思いを動かした、かつてのプロデューサーとの思い出とは彼女にとってどのようなものなのだろうか。

 

 まず、複数のコミュを通して感じたのは透はとにかく言葉足らずというか自分の考えや想いを言葉にするのが苦手ということだ。加えて「オーラがある」と表現されるような存在感を放っている。

 

これらが彼女を現実感のない存在にしてしまっているのだろう。ネタにされている(自分もしてる)「財布ないわ」を始めとした彼女の天然要素もそれに拍車を掛けているように思う。そんな彼女に周囲は「なんだか普通じゃない」「すごい」といった印象を抱き、一人の少女としてではなく、自分達とはどこか異なる特別な存在として扱う。

 

そして、それは『周囲にとっての透』と『透にとっての透』に乖離を生んでしまい、他者の自身に対する無理解という形で透に襲い掛かっている。pSSR『【途方もない午後】浅倉 透』のコミュ『所感:頑張ろうな』でもそれは見て取れた。

 

インタビュアーに家の手伝いで皿洗いをした、という話をするとインタビュアーが「いいですねー! クールに似合わず親孝行……! いい!」と反応する。

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だが、これは透からすれば自身の評価として全く正しくないものだ。本人も言っているが、彼女からすれば「お皿を洗ったら親孝行なの?」という感じだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそも透はクールでは、ない。

 

 

 

 

 

 

このような他者の自身に対する無理解を要因とした周囲との距離感、疎外感のようなものを感じていた透にとって初めて会ったにも拘わらず自身の思いを言い当ててきたプロデューサーは彼女にすさまじい衝撃を与えたのだろう。それは、時間を経て偶然再会した彼が自身をアイドルの世界に誘ってきたことを『運命』と感じるほどに。

 

 

 

 

 

 

浅倉 透とは

 

 

  前述のプロデューサーとの思い出が強い印象を残し過ぎていた故に透は「言葉なんかなくてもプロデューサーは私のことを解ってくれている」と思い込んでしまい、プロデューサーに抱いている理想と現実の乖離に思い悩む。だが、「透のことを教えてくれ」と言うプロデューサーを見て「言葉にしないと伝わらない」と気づいた透は少しずつ、時間を掛けてプロデューサーに自分のことを伝えていこうと決意する、わけだが、これに関しては今後の彼女のコミュで掘り下げられていくことになるだろうから今回は割愛する。

 

 

 透はロマンチストでマイペース、ちょっと変わってはいるが、『運命』とか「彼は私を理解しててれている」というような憧れ、悪く言えば幻想のようなものを抱く普通の少女なのだろう。プロデューサーとの思い出も透がジャングルジムで遊びたいと考えるような普通の子供だった、ということの現れなのではないだろうか。

 

 

 

 

さよなら、透明だった僕たち

 

 最後にユニットのキャッチフレーズである「さよなら、透明だった僕たち」に絡めながらノクチルについて考えていく。最初、『無色』ではなく『透明』なのはなぜなのかと思っていたが、これはユニット名の由来でもある『ノクチルカ(夜光虫)』からきているのだろう。イベントコミュの天塵において花火大会の中ライブをするノクチルだが、花火に夢中の観客達には一顧だにされない。それでも全力でライブをする彼女たちとそんな彼女たちに得も言われぬ美しさを見出すプロデューサー。

 

 この場面を踏まえると「透明だった(何者でもなかった)僕たちが夜の訪れと共に、(それは決して激しく艶やかな花火のような光ではないけれど。)美しく光り輝く。」というところだろうか。

 

そもそもとしてノクチルは他のユニットと比べると『アイドル』というものへの憧れという部分が希薄な特異なユニットとして描かれているように感じる。イベントコミュでも引き合いに出されていたアンティーカ(花火のような存在?)のような正統派のアイドルユニットではないということなのだろう。透もpSSR『【途方もない午後】浅倉 透』のコミュで自身の変化について言及している。

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でも、ユニットの説明に「誰かになる必要なんてない―――」ともあるんだよな。

わからん

 

 

なんやかんやでイベントコミュの天塵時点で芸能界から干されてしまってるノクチルだが、彼女たちが今後これをどう乗り越え、どこに向かっていくのか楽しみにしたい。

ノクチル所感

 

 

 

 

 


ノクチルいいよね

 

 

 



 リアルでシャニマスについて話す人間がいないので、ここで話したいことを消化していく。今回はノクチルに対する個人的なまとめと紹介を兼ねた感じの何か。樋口と小糸のSSR未履修なので荒いかも。次に恒常セレチケきたらとりあえず樋口交換する。

 

 

 

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ノクチル

 

 

 

まずはノクチルの中心であり、リーダーである顔面偏差値天元突破系アイドル、浅倉 透。f:id:Ryo7802:20200703222431p:plain

浅倉 透

 透はかなり抜けたところがあるが、その恐ろしいまでの顔面偏差値とカリスマ性(P曰く「雰囲気がある」)で新人であるにも拘わらず仕事関係者からの評価も非常に高く貢がれまくっている(お前はホストか?)。

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貢がれる透

しかし、当の透は自分の何がいいのか分からず周囲の評価を素直に信じることが出来ずにいる様子。メンバーとは全員と仲が良く、Pに「仲がいいんだな」と言われて機嫌を良くするくらい。他のメンバー全員からそれぞれ形は違うようだが、慕われ、尊敬され、憧れられている。Pとは昔会ったことがあり(Pは覚えてはいるようだが、昔会った少女と今の浅倉が結びついてはいないため、透は思い出してほしいと思っている様子)そのPにアイドルに誘われて運命的なものを感じてアイドルになる。コミュからも浅倉にとってPとの思い出は相当に印象深いものらしいことが窺える。感覚でしゃべっているのか言葉足らずなことが多い。そのせいでコミュが詩的な感じの会話になって浅倉の伝えたいことを推し量るのが割と難しい(特にTrue)

 

 

 

 

次に毒吐きツン(デレ)樋口

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樋口 円香

毒舌でPへの当たりの強さは他の追随を許さない。タッチボイスの「クレイジーな人ですね、勝算の無い賭けに興じるなんて」はなかなかの衝撃。冬優子の示談発言も衝撃だったけど。しかし、そんな毒舌の樋口だが、ゲーム内ではめっちゃ毒を吐いてきたときに好感度のようなものが上昇するのでどう考えても『ツン(デレ)』である(もしかしたらクレイジーも褒め言葉なのかも←ない)。後述する小糸と同じく浅倉のことを過大評価している節がある。浅倉(というか樋口以外のノクチル全員)は抜けたところがあるため、樋口がそのあたりを補っているのだろうと推測でき、みんなを支えていると思われるが、その割にはどうも自己評価が低いようだ。小糸と違うのは小糸がノクチルの他のメンバーに着いていくのに必死になっているのに対して樋口は浅倉の隣(対等)でいたいというような想いを感じる。小糸と同じく陰で努力するタイプだが、小糸よりも必死さを隠すのが上手く、これも小糸に「みんなはすごい。私はもっと頑張らなきゃ」と思わせる一因になっているのではないだろうか。その小糸に対して樋口は保護者目線というか見守ってるような雰囲気があり、頑張っている小糸を好ましく思っている様子。イベントコミュでも初仕事で小糸がミスをしてそれを非難されたり、小糸が自分を責めるようなことが起こることを危惧しており、Pに「何かあったら許さない」とまで言っている。もう一人のメンバーである雛菜に対しては彼女のてきとうな性格に思うところがある様子。しかし、そこそこ要領がいいのでてきとうでもなんとかしてしまうところが樋口の雛菜に対する複雑な思いに拍車をかけているのだろう。

 

 

 

 

 次にハッピー雛菜

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市川 雛菜

 楽観的でてきとうな性格。一方で、行動原理は「雛菜がハッピーになれるように」といった非常に明確なもの。楽観的でてきとうなことには自覚的であり、ハッピーになるために意識的にそうしている節がある。アイドルになったのは『アイドルが楽しそう』よりは、『“ノクチルのみんなと”アイドルをやるのが楽しそう』という理由でやっている印象。どちらにしても辛いのは嫌で楽しいことだけしていたいという部分は一貫していて、練習であったり雛菜にとって楽しくない部分に対する熱意は薄い。それでもダンスなどは要領がよく、てきとうでもなんとかしてしまう。小糸や樋口と違って頑張らないと一緒にいられないというような考えもなく、ある意味メンバーとの関係を一番信じていそう。

 

 

最後はマスコット小糸。

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福丸 小糸

小糸は親が厳しいらしく、アイドルのことも秘密にしていた。Pにそのことがばれた際にも「お母さんが許してくれるわけがないから」というようなことを言っていたり、中学のときには勉強ばかりさせられていたというような発言から、やりたいことを自由にやってこれなかったようだ。それでもアイドルを始めたのは「みんなと一緒にいたいから」なのだろう。小糸はノクチルの他のメンバーのことをことあるごとに「すごい」と言っており、そんなすごい皆と一緒にいるためには自分もすごくならなくてはならないという思いから人一倍努力をし、それを「当然のことだ」と言っている(自分に言い聞かせている)。そんな小糸だが、学力は非常に高いことが窺えるにも拘わらず、精神的には幼く、非常にちぐはぐでアンバランスな印象を受ける。これも家庭環境によるものが大きいようで、危うさを感じる。だが、だからこそ樋口を始めとしたメンバーに可愛がられてもいるのだろう。

 

 

 

浅倉が先頭となり、樋口が陰から支え、小糸がメンバーを癒し、雛菜が盛り上げる。たぶんそんな感じのノクチルをよろしく。